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なぜ、仕事をしながら世界一を目指したらダメなの?

宮城哲郎

僕の事を知らない方はコチラから・・

本日は琉球代表のトレーニングの日でした。

とは言っても、まだまだメンバーは僕とチュアマンの二人なので、
集まってもとりあえずフィジカル練習が中心です。

ですが、こっちもやるからには真剣ですから、
自分で言うのもなんですがトレーニングはかなりハードです。
※1週間で30キロ以上は走っていると思います。

そんな中で、先日チュアマンのタスクさんの方から、
僕についての記事がアップされていました。
(※こちらから)

本当に有難い評価を頂き「サッカー人としての冥利に尽きるな・・・」

そう思った次第です。

ですが、本当に彼には感謝しかないのも事実です。
理由は、これを読んでいるあなたにもわかって頂けると思うのですが。

僕自身、一応「プロのサッカー選手」としてのキャリアがあったのは事実ですが、
正直、自分が願ったサッカー選手としての結果を出せたとは思っていません。

チームもいくつか転々としましたし、
その先々で多くの苦労があったのも事実です。

ですが、そんな中でもタスクさんにチャンスを頂き。

この琉球代表として、2014年に開催された、
FIFA公認の東アジアサッカー交流大会に参加する事が出来た事。

加えて、元代表選手やプロの選手という肩書きをもったチームを相手に、
優勝という結果も手に入れる事が出来たからです。

何より、それ以上に、僕の中で衝撃だったのが。。。

一人のサッカー人として、自分の住んでいる場所や、
アイデンティティを背負って戦う事の緊張感を体感出来た事。

そして、それを乗り越えた中で手にした、勝利や高揚感。

本当に好きという感覚を超えて、
自分自身の人生に対する価値感や未来に対しての自信。

さらには、「もっと高見を目指してみたい」

そう思う様な体験や経験などを踏まえて、
そのきっかけをくれたタスクさんですからね。
本当に感謝です。

しかも、世界には他にも、
もっと大きなチャンスが待っているという話ですから。

これに挑戦しない手はあり得ません。

協会としてのミッションの中で・・・

「単に大会に参加するだけのチームではなく。
 1つの組織として協会の理念に賛同してくれる人達を集めた
 チーム活動が出来るチームにしてくれ。」

そう言われてますから、、、

大会前に、日頃の活動の中で寄せ集めて、
それを形にして戦うというような短期的なやり方は卒業です。

この事は、協会自体がしないと宣言しましたから、
このようにゼロからチームを作っている所なのです。

実際に、練習時間が午前中ですから、
今までのチームづくりで参加していたメンバーにとっては、
正直「参加すら難しい。。。」というのが普通でしょうからね。

でも、僕自身、本当に琉球代表というチームで、
コニファW杯という舞台で世界一を目指すのなら。

やはり暑い日差しの中で練習する事は必須だと思っています。

そういう意味では「そこは妥協してはいけないな?」
そう思う日々です。

実際に、夜間に練習を開催すれば、選手集めは簡単なはずですし、
それをやれば、きっとこれまでに参加した選手達も
「活動を共にしたいと言ってくれる人も多い」はずでしょう。
※実際に協会の方にはそういう問合せが多いようです。

ですが、この言い分に対して、僕の考えをお伝えする前に、
ぜひ、ある僕の友人の話を聞いて欲しいのです。

きっと、あなたもその話を聞いたら、
「なるほどな?」そう思って頂けると思いますから。

なぜ仕事をしながら世界一を目指したらダメなの?

僕の友人にNさんという経営者がいます。

この方とは僕自身も会社の経営者という事で、
仕事を通じて仲良くなったのですが。

この方と仲良くなったのには、実は他にも大きな理由が存在します。
それは・・・

このNさん自身も、現役の経営者でありながら、なんとバリバリの「アスリート」なのです。

彼は、僕の様な個人種目ではなくトライアスロンという種目なのですが、
世界中の大会に参加し活動しています。

もちろん、それをやっているかといって、会社の経営を疎かにしている事はありません。

そして、仕事を頑張っているからといって、トレーニングをサボる事もありません。

きちんと、両方の自分の「やるべきこと、やりたい事」に対して、
自分で覚悟を持って毎日を生きているのです。

僕は、そんな彼の生き方に共感し、仲良くしてますし。
彼も同じ様に、こんな僕の生き方を支援してくれています。

宮城さん、それ言い訳だよ!?

以前、こんなやり取りがありました。

いつもと同じ様に、お互いの仕事やプライベートについて
情報交換をさせてもらっていた頃。

さすがに、サッカーをやりながら、会社を2つ経営することに対して、
正直「シンドイな。。。」そう思っていた時期があったので。

それを、彼に相談しました。

すると、彼はこういったんです。

「どうしたんですか?もう、どちらかが嫌になったんですか?」
こう僕に聞いたので・・・

「いや、そういうわけでは無いのですが、
なんか中途半端な感じが嫌で、
このままじゃ両方ダメになりそうな気がして悩んでいる。」

そう伝えた所、彼から言われたのは。。。

「宮城さん、気持ちはわかるけど、それ多分、言い訳ですよ?」
そう言われたのです。

僕は、ハッとしました。

たしかにシンドイと言ったらシンドイ、
だけど自分でやるといって決めた事なのに、
なんかそれを別の要因のせいにして言い訳してるな?

そんな気がしてきたのです。

Nさんはこう続けました。

「宮城さん、確かにサッカー界では選手として一本で頑張っている人達がいて、
 そういう人達が活躍しているという現状がある。

 だから結果を出す為には、何か1つに集中しなくてはいけないとい気持ちもわかる。
 でも、僕はもっと、自分の気持ちを大事にして欲張っても良いと思うんですよ?

 だって、あのなでしこジャパンは、仕事をしながら頑張っている人達が中心で、
 世界一になったんでしょう?

 他にも、日本には働きながら競技を続けていて、
 そんな状況でもオリンピックでメダルを取る人だっていますから。」

だったら、僕等だってやれるに決まってるじゃないですか!(笑)

そう言ったんですね。

色々な制限の中、それでも頑張っている人達がいる

この言葉に、自分の悩みがアホらしくなったのは言うまでもありません。

琉球代表が世界一を目指しているコニファW杯に参加する国は、
色々な社会情勢の中で、サッカーを純粋に楽しむ事すら、制限されて来た人達が・・・

『それでもサッカーに対する想い』を捨てられず戦っています。

やらない理由を探せば、たくさんあったはずです。

でも、彼等がそれでもボールを蹴ったのは、
サッカーを本当に愛しているからです。

僕が、琉球代表として国際大会を戦って来た時もそうでした。

色々なしばりや制限の中でも、それでも何かを得る為に、
全力でプレーしている人達と同じフィールドで戦ったからこそ。

あの時の高揚感が忘れられないのかも知れません。

要は、本気なんです。

だからこそ・・・

僕はそういう想いで戦っているチームが参加する
大会で優勝したいと思うからこそ・・・

別に、練習時間ぐらいは何時でも良いのでは?そう思うのです。

僕は、こういうステージでプレーしたいと願っているからこそ、
今のライフスタイルを作りました。

8時間かかる仕事を、練習時間を確保する為に、
その半分の4時間でもこれまで以上の成果が出せる会社の仕組みを作りました。

最初は形になりませんから、当然、それまでは夜中まで働きました。

それでも、自分で決めた事、やりたい事を実現する為に、
色々な物を注ぎ込んで打ち込みました。

きっと、これぐらいしないと、
向こうでは勝てない。そう思ったからです。

年齢も若くはありませんから、何で戦うかと言ったら、
そういった「想い」しかありませんよね?

ただ、それでも僕は証明したいのです。

「自分が頑張ったら、どんな事が起こるのだろう?」

「自分という人間の可能性は、どれぐらいの物なのだろう?」

「色々な物を守りながら、それでも自分の欲しい物が手に入る」

そういうのを証明したいのです。

ですから、そんな本気の人が集まれば
きっと世界一になれると思っています。いや、信じてます。

だからこそ、まずは自分が一番最初に必死こいてやって、
一人でも多くの挑戦者に集まって欲しいと願うのです。

「本気だったら、どうにでもするでしょ?」

僕が落ち込んだときに必ず妻がかける言葉です。

やりたいならやる

やりたくないのなら辞める

それしかないですし、それ以外の理由は単に自分の身を守る為のいいわけです。
そう、友人のNさんも言いたかったのでしょうね。

そんなわけで、僕等は活動を開始しました。

僕は難しい挑戦が好きです。

ジャイアントキリングを起こせるのは、難しい立場に立っている人達です。

「出来なくて当たり前。」

そんな事実を認めず、それに対して抗おうと
挑戦する人達がしか番狂わせは起こせませんからね。

当たり前のことや、常識的なことしかやっていない人には
起こせないのが「奇跡」です。

だから、僕等は非常識で、周りが笑う様な事、
反対する様な事に対して・・・

それを面白いと思って挑戦します。

そんな僕等と共に活動するのに、過去の実績とか経験は関係がありません。

「自分なんかに出来るかな・・・?」

そう思っている人だからこそ、挑戦する価値があるのです。

ということで、あなたの挑戦も待ってますよ?

宮城哲郎

PS あなたのプレーでたくさんの人を感動させる事だって出来るかも知れませんよ?
あなたは、どっち側にいたい?

やりたいのに挑戦しないって、本当に損だと思う。

経験者は語りますから。。。

では、、、

琉球代表のトレーニングに参加しませんか?

沖縄に誇りを持っている。サッカーが好き。世界に挑戦したいというあなた。

ぜひ、一緒に琉球代表として活動していきませんか?

琉球代表選手募集はこちら

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